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更新メモ・色々感想

更新メモ・色々感想

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#本

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・「荒木飛呂彦の超偏愛!映画の掟」
読みました。めっちゃおもしろかった!
荒木先生が好きな映画を語りまくる本です。
ちょうど金ローでジュラシックパーク見たばかりでかなりタイムリーだった!ティラノサウルスが出てくるとこの演出について書かれてました。こわいよねあそこ!楽しい!

たくさん本数観てない私でも、先生の文章が興味をそそるので「面白そ〜!観たい!」と思えました。タイトルだけ知ってて見てない映画が多くて背中押される感じ。「アイズ・ワイド・シャット」も見てないんだよなー

先生がめちゃくちゃ推してる「サイコ」と「殺しのドレス」も見てみたい。本の発行日のせいもあるけど古めの映画が多いです

荒木先生の好きな映画ジャンルは「男泣きサスペンス」だそうなんですが、それを漫画にしたのがジョジョなんだなぁ。5部のブチャラティなんかはもろにそうですね。

あとアメリカの郊外に建ってる家がこわいっていうのすごく同意した。怖いよね…
やたら大きくて壁もきれいな色だけどどっかのっぺりしてて家の周り広い芝生で隣の家が遠くて家の前の道路も広くてっていう。家の中も周りも空白が多いの。

この本に書いてある映画全部見たい 週に一本映画見られる生活がしたい…
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#本

#本
「誕生日の子どもたち」トルーマン・カポーティ

読みました。
「遠い声遠い部屋」を読んでみたくて、でも読みづらいらしくカポーティ入門として挙げられていたこっちを読んでみた。

少年少女を描いた短編集です。
比喩がめっちゃ美しいです!すごー…レモン色のひだまりとか、チーズのように白々しい人々の顔とか面白いのもあった。
「誕生日の子どもたち」はミス・ボビットのインパクトに驚き、「感謝祭の客」~「あるクリスマス」では主人公と祖母ほども年の離れたいとこスックの友情に心が温かくなったり、子供らしい残酷な主人公の行動に「あー!!」となったりした。
「おじいさんの思い出」は文章が子供が書いたようにストレートだからかボロボロ泣いてしまった。
「無頭の鷹」は難解な映画見たような気持ちになった。

次は「遠い声遠い部屋」か「草の竪琴」読みたい
有名な「ティファニーで朝食を」は読んだことないしそういえば映画も見てないな。
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#本 読んだ

#本 読んだ
📖入門考える技術・書く技術 日本人のロジカルシンキング実践法

最近よく聞くロジカルシンキングってどういうこと? と思って読んでみた。伝えたいメッセージをピラミッド構造で考える書き方の本です。主な内容はビジネス文書とメールの書き方で、初級者向けとあって例文が多くわかりやすい。選ぶ本間違えたと思ったけど応用できそうな部分もありました。


・「しりてが」接続詞を極力使わない
(〜し、〜であり、〜して、〜だが、)など英語では「and」になる、二つの文章の論理的な関係が明らかでない接続詞のこと
小説でこれを全部言い換えるのは無理でも、一文を短くしたりしてなるべく減らすことで読みやすい文になりそう。

・導入部(つかみ)は簡潔に
興味の外にいる相手の疑問を引き出す。興味を引いて核心部へつれていく。

・読み手のO P Qを考えて書く
 Objective(望ましい状況)
 Problem(解決すべき問題)
 Question(読み手の疑問)
QのA(答え)を文書の主なメッセージにする

今書いてるSSにむりやり当てはめると、
O: 萌える36読みたい
P: SS内のふたりがなんか不穏
Q: どうしてこうなったのか?
理由は……、
って感じ

ていうかあと一週間で9月…?
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#本 読みました。

#本 読みました。
「容疑者xの献身」東野圭吾
なんとこの方の本をちゃんと読んだの初めてです。原作映画は見たりしてるのにな
すごい読みやすい文章だ!そうめんみたいに引っかからずスルスル読める。
「三行で撃つ」で言ってた「すべる文章」ってこういう文章のことかな?!
白夜行とか他の作品も読んでみたい。
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読んだ#本

読んだ#本
「居心地の悪い部屋」岸本佐知子編訳
読後モヤモヤする海外短編小説を集めたアンソロジー。
うわあ…めっちゃモヤモヤするわこれ…
なんかわからんけど怖かったり意味分からなかったりその後どうなるの!?どういうこと!?ってなる話ばかりです。
前読んだ「遠い町から来た話」と翻訳者が同じで、タイトルが気になって読んでみた。

特にモヤモヤしたのは
「父、まばたきもせず」
「オリエンテーション」
「潜水夫(ダイバー)」
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・読んだ #本

・読んだ #本
「エラリー・クイーンの新冒険」
エラリー・クイーンの中短編集
ミステリーの導入部分を読むのが苦手です…というかクイーンの古い感じの翻訳文体がちょっと読みにくいのか
この本に収録されている中編「神の灯」、読み始めて一回投げ出して、やっと読み終えられました。ラストでカップルができていてニヤニヤした。
後の短編はわりと読みやすかった。競馬の話のオチが好きです。
短編でエラリーとコンビを組んでるミス・パリスの初登場する巻ってどれなんだろ?
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読んだ #本

読んだ #本

「遠い町から来た話」ショーン・タン
ありそうでありえない日常SF絵本+短編小説
これ私めっちゃ好きです
不思議な留学生エリックの話と町に突然現れた潜水夫の話とおじいちゃんの結婚試練の話が好き

遠い町から来た話ってタイトルがいい…
続編の「内なる町から来た話」もほしい
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読みました。#本

読みました。#本

・「残穢」小野不由美
こわいけど面白かった。主人公の「私」が小野先生としか思えない設定で、作家の平山夢明氏が出てきたりフィクションと明記されていないのもあって「これ半分以上実話なんじゃ…」と思わされる。
怪談を人づてにたどっていく構造なので、最初の方で出てきた飯田家って何があった家でどこから「うつった」穢れなんだっけ?と忘れてしまい戻って読み直したりした。混乱するから穢れの端から源への樹形図を作りたくなるが、書くだけでも祟られそうでなんとなくできない…そういう怖さの本でした。
一番ヒェッとなるのはやっぱ家の中に「出る」シーン…こわいよー


・「恥知らずのパープルヘイズ」上遠野浩平
ジョジョ5部のスピンオフ。五部読み終わってすぐ買ったのになぜかずっと積んでた本です。護衛チームから離反したフーゴのその後をやっと読めました。面白かった。
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#本

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・「青い野を歩く」クレア・キーガン

海外文学のおすすめサイトで見て読んでみた本。
アイルランド作家の短編集です。アイルランドの田舎の男女や家族の話が主で、私の全然知らない生活が見られて面白かった。
文章がとても良くて、からからに乾いた木を切ってみたら内側に透明なしずくがたくさん詰まってるような、そんな感じでかなり好みです。

特に好きなのは表題作の
「青い野を歩く」 なんて言っていいかわからないけどすごい…

「別れの贈りもの」
しょっぱなから二人称(あなたは~する。みたいなの)でびっくりした。泣いた。

「クイックン・ツリーの夜」
最後の「ああそうなっちゃうのか…」って余韻が民話みたいで好き

主人公はみんな寡黙。



前に読んだ「三行で撃つ」で、書く人間は「何があっても一日二時間本を読むこと」が目標に掲げられていました。
私にはそれは無理なので、同書のなかにあった「食事しながら読む」を最近実践してます。というか朝か昼の食事が読書タイムになってる。
ちょっとお行儀悪いけど読む量が増えるし積ん読が減ってうれしい。
ただ、手が汚れそうなご飯の時は「しまった…」ってなります。

今は小野不由美の残穢読んでる。怖いので夜は読めない。畳む
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